令和2年度一般会計予算、可決

  • 2020.03.20 Friday
  • 07:28

約520億円の当初予算案は、公明、政和会、由臨会が賛成。共産党と、市民と語る会は反対、17対8の賛成多数で可決されました。共産党を代表して、小野大輔市議が反対討論を以下のように行いました。


令和2年度一般会計予算について反対の立場で討論いたします。

反対理由と評価する点があります。

反対理由です。

総務常任委員会に分割付託された部分については3点あります。

1点目、歳入部分です。

 大和田2・3丁目地区区画整理事業で固定資産税が約3億増え、法人市民税は約2億円、地方消費税で1億円が減となる予算となっています。

区画整理事業による税収増によって地方交付税が減額されますから、まるまる税収が増になるというわけではありませんが、これでは、増収分がまるまる国の政策で減になる予算となっています。大変不満です。

法人市民税は国の制度で市内にある大企業、中小企業は3%減税されます。特に大企業の市民税は本来なら増収になるのに1億3000万円の税収減となるとのことでした。この減税は法改正がなければ今後ずっと減税されるとのことです。

消費税は、安定財源だと言って導入されましたが、米中貿易摩擦によって1億円の減となると説明がありました。去年10月から10%に増税され、10月〜12月までの消費税収が6月から入るとのことでした。市に入る財源は1・7%から2・2%増える年なのに税収減となっています。

安定財源になっていません。これでは、市民は増税分の恩恵が受けられません。これでは市民に説明がつきません。

2点目、歳出部分です。

人事管理費の面では障碍者の法定雇用率は2・5%ですが、新座市では、2・25%ということです。委員会では何度も指摘をしてきました。法定雇用率まで雇用するべきです。

3点目、地下鉄12号線の延伸基金に5億円を維持したことです。これだけ、市民のくらしが大変な時に延伸計画が進んでいない地下鉄12号線のために5億を維持しておくべきではありません。取り崩して市民のくらしのために使うべきです。

続いて、文教生活常任委員会に付託された部分の反対理由は3つです。

1、教員の多忙化を解消するためには教員が負担を感じている内容を思い切って削減することも必要です。一向に行事を減らすなどの改善がなされておりません。研究委嘱についても3年に1度の割合で発表をしていますが、思い切って見直すなどの変更があっても良いと思います。教師にゆとりがなければ、それが子どもたちに反映されます。未来ある子どもたちを育てるためには、教師の自主性・主体性・創造性が求められます。多忙化の解消に思い切って取り組んでほしいと考えます。教員の質を高めるためにも、「教育の仕事に打ち込みたい。教員になりたい」という人が増えるような施策を強く望みます。

2、マイナンバーカードについてです。カードの取得率が現在15%なのを40%にするという事でした。個人情報の漏洩、紛失した場合はどうするのか、高齢者にはわかりづらいなど、市民の不安がある中での実施は必要とは思いません。

3、交通指導員さんの待遇についてです。勤務時間が短くなったことで報酬が削減され一時金も出なくなり、58名の定員のところ38名しか応募がないというのは、大問題です。時給を上げるなど、方策を取るべきではなかったかと考えます。

つづいて、厚生常任委員会に分割付託された部分の反対理由です。

 介護保険サービス利用料の助成金が、令和2年3月分をもって廃止される事や、重度要介護高齢者手当の引き下げは、市民の暮らしを圧迫します。特に年金生活世帯や、老々介護の世帯など、一番大変な世帯に対しての負担がかかります。多くの市民が利用している無料のがん検診の予算が削減されました。市民のいのちとくらしを守る予算を削減することには反対です。

建設の分野では2点です。

 1点目は道路関係予算が、道路拡幅用地費、前年度と比べると約2,600万円マイナス、道路維持補修費が約4,000万円マイナス、道路改良費が約7,000万円マイナス、となっています。共産党が行った市民アンケートでは、歩道の拡幅や生活道路の改善は2番目に多く寄せられました。修繕をしなければならないような場所が多いのに、予算は減額されています。これでは、市民要望にこたえられません。

2点目は、繰り出し金の増額です。全体的に財政が大変だと言っていますが、一般会計から大和田2・3丁目、新座駅北口土地区画整理事業への繰出金は非常に増えています。本来来なければいけない国の補助金が来ない。それを借金と、市債と繰出金で補填しています。繰出金が増え、それが他の予算に波及しています。財政が大変だからサービスを見直さなければならないというふうになっている。これは極めて問題だというふうに思います。

続いて、評価する点も述べておきたいと思います。

1つは、非正規雇用職員の待遇改善が進んだことです。会計年度任用制度によって他市では対象者の給与を減らす自治体もあります。新座市では、改善の方へかじをちゃんと切っていただいた。待遇改善のために約1億2000万円を増額する予算となっています。がんばっていただいたと思います。

市営墓園の合葬慕が予算化されたこと。これも評価しています。市民要望が高い合葬墓を早く実現してほしいという声があります。令和4年度の供用開始に向けて良い物作っていただきたいと思います。これは期待しております。

教育相談センターのスクールソーシャルワーカーと学校カウンセラーをそれぞれ一名ずつ増員し、待遇も改善されたということです。きめ細かい指導ができることと思います。評価いたします。

障害者相談支援の拠点となる施設が2か所新設されたことや、「アシタエール」では通所しているお子さんの他に早期療育相談員による保育所訪問事業も10月をめどに始まるとの事でした。障がい者の相談件数が増えています。相談体制が充実されたことを評価します。

 ファミリーサポートセンターでは、0歳から小学校6年生までの病児保育事業が開始されます。多くの利用者に望まれていた制度なので、今後もより良い制度として、多くの市民が活用してくれることを期待します。また、4月から2園の保育園が開園し、入所定員総数が2267人となりましたが、保育士不足は深刻です。その様な中、保育士宿舎借り上げ支援事業に予算が付いたことは評価します。保育士の人材確保に向けて、さらなる対策を期待します。

 放課後児童保育室の改修・改善工事は評価します。しかし、まだ基準には至っていませんのでこれからも引き続き整備をお願いいたします。

 そして、子どもを望むご夫婦に対して、不妊治療費に助成をしてくれることも評価します。


がんばっていただいた点もたくさんありますが、私たちが賛成できない部分も含まれています。議案第16号には反対です。


コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM